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岡山市にある小さな工房で、ちいさな窯にガラスを熔かして制作しています。大村淑華の日常です。
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何よりも、身近で、本当の話をしたい。小沢健二の場合

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今朝窯の温度を上げ始めました。

外は雨だし、ゆるゆると、最高温度までの時間を。


昨夜小沢さんがsongsで語っていた事、気になったので、ちょっと文字にしてみようと思い立ったのはいいのですけど。

思いの外、長い。が、良い。



何よりも、身近で、本当の話をしたい。よく「日本人は学校で6年以上も英語を習うのに、なぜか英語がしゃべれない」と言われる。僕はよく、人が英語で妻に話しかけるのを聞くが、大学まで英語の教育を受けた人が

全然妻と話せなかったりする。それを見ていて気がついた。おそらく「日本人は何年も学校で英語を習うのに英語がしゃべれない」

という言い方は正しくない。

本当はたぶん「日本人は何年も学校で英語を習うからこそ英語がしゃべれない」

のだと思う。

多くの人にとって英語は、

人と話すための道具ではなくて、テストの科目になってしまっている。

だから、英語を喋る状況になると、自分の学力を問われている気がしてガチガチに緊張して、ビクビクしてしまうのだと思う。

見ていると、気のせいかもしれないが、大学に行かなかった友人たちには

「英語の成績なんて悪かったから、間違えても全然平気」という気楽さを感じる。

一方で、いわゆる「高学歴組」には、

「ここで発音や文法を間違えたら、みんなの前で大恥をかくことになる」みたいな緊張感を感じる。

学校のテストは、間違えるたびに、百点満点から減点されていく、減点法。

テストで点を取るには、間違えない力が必要。

ところが、外国語を喋るには、実は、間違える力が必要なのだ。

外国語は、間違えながらトライするもの。

そして、意味が一つ通じるたびに、一点一点、加点法で心が通じていく。

ところが、「英語の成績良かったです」組は、間違えてはダメ、と思っているから、

正しい言い方をさがしているうちに話すタイミングを逃したり、間違いが怖くて、人に話しかけられなかったりする。

彼らは、間違える力を、失ってしまったのだ。

学校のテストでついた間違えてはいけない、という恐怖。

その恐怖から、自由になりたい。

英語だけの話ではない。

この世は結構、減点法ではなくて、加点法で動いている。

小さな子どものような、間違える力を、持ちたい。と、僕自身についてもいつも思う。

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何故19年前に音楽活動をやめたのか、と聞かれ、自分で過去を語ってもそれはきっと三割増しになるだろうから、現在を話す、っていうところからの、彼が書き朗読した文章の一部です。きっと日本の英語教育を憂いているわけではなくて。日本じゃないところで暮らして、お父さんになって、また音楽や言葉を届けたいと思って。

おじいちゃんになる前にそういう気持ちになってくれたのが私は嬉しいです。想い出に浸るのはまだ早い。進むのだ〜。






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# by studiomammal | 2017-10-06 10:50 | 日々のこと | Comments(0)

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